桃色核電波

俺はな、インターネットメンヘラ芸人を10年やってんだ。

花束みたいな愛がなんだ耳袋

怖くて観られていなかった花束みたいな恋をしたの残り50分を観た。不変なものなんてないと思い知らされて案の定悲しくなったし、作中何度も出てきた今村夏子の「ピクニック」を読んでみたいと思った。

作中では何度か「そんなの今村夏子のピクニックを読んでも何も感じない人だよ!」と蔑称のように言っていた。私は何か感じ取る事ができるのだろうか。

 

頭が痛い。

 

恋愛映画を観たのは2019年公開の「愛がなんだ」以来だと思う。恋愛映画があまり得意ではないので本当に話題になった恋愛映画しか観ないが愛がなんだの映画版ラストシーンは大大好きだ。

恋愛映画が得意ではない、ではなく恋愛が得意では無いのかもしれない。もっと言えば対人関係が。

 

気が重くなったのでまたもやYouTubeに無断転載されている新耳袋を観た。1話5分のショートホラードラマだがしっかり怖かったり笑えたりする。私が好きな回は「寺に預けられた理由」だ。新耳袋は意味のわからなさもまた魅力だと思う。そういえばお客さんに怖い話なんかないですか?と聞いていた時期に「原作の新耳袋の狸・狐の章を読んでたら神棚の上から狸の置物だけが背中の上に落ちてきた」と言っていた話を思い出した。まさしく事実は小説よりも奇なりだと思う。世の中は不思議なことで溢れていて楽しい。

 

そんなことを考えているとクラスの女の子が恋愛ドラマや映画の話で盛り上がっている中一人放課後新耳袋とトリハダを見漁っていた中学生時代を思い出してまた頭痛がしてきたので今日はこれで終わろうと思う。