桃色核電波

俺はな、インターネットメンヘラ芸人を10年やってんだ。

鋼について語ろう!

そういえば昔あたくしはこんなツイートをしておりました。

 

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ということで満を持して、元ラメイドのあのオカルト万歳!始まるザマスよ〜!!!!!

 

記念すべき第1回は私の大好きなホラードラマ「コワイ女」より「鋼」について語りたいと思います。こちらサブスクリプションは解禁されていないのですがYouTubeで検索すると観ることができます。元ラメイドのあの違法アップロード万歳!にタイトル変えようかな。

 

ストーリーとしては工場勤務の冴えない主人公(関口)に工場の社長が俺の妹とデートしてくれよと言い出し写真を見せてきます。そこに映るのはとても綺麗な女性。主人公は承諾しデート当日社長の家まで妹さんを迎えに行くことに。社長の家に着くとそこは廃墟と見間違うほどのボロ屋敷。恐る恐る中に入るとそこにいたのは社長と何もセットされていないミシンを踏む、ずた袋から脚だけが出ている女…。

 

このずた袋を被った女が通称「鋼」です。この鋼ちゃんのビジュアルがまぁ革新的でスタイリッシュ、それでいて艶めかしくも恐ろしい…そんな鋼について社長は一切触れることなく鋼に支度をさせ主人公と鋼をドライブへと送り出します。ちなみにデートの支度を終えた鋼の格好はこう。

 

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堪んねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 

私はこの鋼ちゃん、ジャパニーズホラー界の二大巨頭、貞子伽椰子にも勝ちうるビジュアルだと思っています。そんな全てが謎に包まれた存在鋼と主人公のスリリングなデート、さてどうなるのかといったお話。ホラー要素はそこまで無いのでホラーが苦手な人にもぜひ観てほしい作品です。

 

鋼の袋の中からバッタが出てきたり鋼が川に流されたり(笑)序盤はとにかくシュール。全く意思疎通が取れない相手かと思いきや脚を組んだり、身体をくねらせたり主人公だけでなく観ているこちらも鋼の心境がわかったりします。そしてなんと濡れ場まで…!

観ているうちに最初は怖かった鋼が段々愛らしく、色っぽく見えてきます。でもやっぱり怖いんですけどね。

 

結末は書かないでおきますがとにかく最初から最後まで鋼は謎のまま。その謎が気持ちよかったり悪かったりするんですよね。

 

途中、社長が鋼を洗う様子が磨りガラス越しに映されているシーンがあるんですが私はそのシーンが大好き。「ほらいっぱい出てきたぞ」「あんまり汚れてると関口に嫌われるからな」とにこやかに鋼に語りかける社長。排水溝に流れていくのは大量の鮮血。対して鋼は鳩時計の鳩のような鳴き声で感情を表します。

「そうかそんなに関口が好きか」

あまりにはしゃぐ鋼に対して社長は「鋼、やめなさい」と止めるのですが言うことを聞かない鋼に怒りを覚えた社長は大きいスパナで鋼のことを何度も殴りつけ、静かにこう言います

「化け物が…」

 

この恐ろしさ、悲しさ、可愛らしさ、色っぽさ、全てが詰まっているのがコワイ女 鋼。ぜひ観てほしいです。ただどうして鋼が貞子伽椰子に勝てなかったのかって、やっぱり時代が追いついていなかったんですかね。今公開したらSNSでかなり話題になると思うんだけどなぁ。

 

ちなみに私はこれ小2の頃に祖母と観てあまりの衝撃と濡れ場の気まずさに15年以上忘れられずにいました笑

皆さんは昔観て印象に残っているホラー映画はありますか?

 

元ラメイドのあのオカルト万歳!ではまた次回。